捨て猫三姉妹

生きる歓びと生き甲斐を

書店という空間

こんばんは、宮原です。

 

タイトルのお話。

書店という空間は、僕にとって癒しの空間です。

音楽好きな友人がCD屋で数時間潰せるように、僕は書店で数時間潰せます。と、言っても立ち読みは苦手なので、目次をぱらぱらとめくるか、背表紙を眺めるか、くらいなものですが。

今日、知人に腹が出すぎだ、とのご指摘を受けショックを受けた僕は(十中八九酒とつまみのせいですが)運動がてら自転車で15分ほどかかる距離にある、大きな書店に行ってまいりました。

隣の県まで行って探したガダラの豚が、こんな近所に置いてあるとは思わず、ショックを受けました。灯台下暗し、みたいな話です。

そこで、僕は以前話題になった漫画や、中島らも氏の影響でボードレール悪の華を購入しました。

負の念が強くなりがちな僕にぴったりです。毎晩数ページずつ寝る前に読んでみようと思います。

 

書店というのは、不思議な空間です。

これまで生涯で読んできた本の数は、ざっと百数冊程度のものです。(漫画は含まず)

そんな中で書店に赴くと、周りは自分の知らない作家、自分の知らない作品で溢れかえっている。

自分の周囲の人間の中でもまあまあ読書家であるほうな僕ですが、書店に行くと自分の知らないことばかり。いい刺激にもなりますし、また、少し不思議な気持ちにもなります。

僕は本という媒体が好きです。デジタルでは到底表せないような、何か特別なものを感じてしまいます。

そんな本大好きな人間でも、知らないものがたくさんある書店。

単に自分の読書量の少なさもあるでしょうが。

僕は書店という空間が大好きです。住みたい。

 

 

ところで、僕の読書ペースは非常に遅いです。

特に小説ともなると、集中力が長続きしなくなり、1冊の文庫本を読むのに数日かかります。

主に平日は無職状態なので、時間は有り余っているのですが。

飲んでいる薬や、病も関わっている部分はあるとは思いますが、もう少し早く文章を追えるようになりたいものです。